戸建て住宅を建てたい!建築依頼時のポイントは?

マイホームを持つことは、多くの方が目標にする事柄の1つです。メンテナンスの手間こそあるものの、ローンさえ完済してしまえば家賃を支払う必要がありません。定年を迎えた後、家賃が支払えずに家を追い出されてしまうという憂き目に遭わずに済みます。

子どもに資産として譲ることができる点もメリットの1つです。子どもが病気や失業などの理由で仕事ができない場合も、やはりマイホームがあれば、最低限屋根の下での暮らしは約束されます。

以上のような理由から、賃貸暮らしよりもマイホーム暮らしのほうが良いと考える方は多くいます。特に、結婚して家庭を築いている方は、マイホームへの憧れが強いでしょう。中には、実際に直近でマイホームの所有を検討している方もいるかもしれませんね。

住宅を建築する時のポイントは?

マイホームの購入方法は、分譲マンションの一室を購入するケースと既に建築されている戸建て住宅を購入するケース、土地を購入して新築の戸建て住宅を建築するケースに分けられます。

それぞれかかる費用や引っ越しまでに必要な時期が異なるため、どの購入方法がもっとも良いかは一概には言えません。しかし、より自分達の希望に沿ったマイホームを購入したいと考えている家庭に適しているのは、新築の戸建て住宅を建築する方法です。特に「注文住宅」を利用する方法は幅広い希望を反映しやすいです。そのため、注文住宅の建築を考えている方も多いのではないでしょうか?

注文住宅の建築は、希望を反映させやすい一方で、建築費用が高額になります。住宅建築に関する知識がなければ生活しやすい住宅を建築することが難しいという面もあります。注文住宅を建築する場合は、あらかじめ建築を依頼する時のポイントを押さえておきましょう。

1.ハウスメーカーに建築を依頼する

住宅の建築を依頼できる業者には、ハウスメーカーの他にフランチャイズ会社やビルダー、工務店などがあります。しかし、戸建て住宅を建築したほとんどの方は、ハウスメーカーに建築を依頼しています。全国に拠点があり実績も多く、自社工場や、後述する住宅展示場を持っているためです。安心して建築を依頼でき、希望の住宅を建築しやすい業者です。

2.フルオーダー住宅かセミオーダー住宅かを確認する

住宅建築には、最初の設計から携わるフルオーダー住宅と、間取りや構造、建築材料などがあらかじめ設定されているセミオーダー住宅があります。より自由な設計が可能なのはフルオーダー住宅ですが、費用が高額になる、住宅完成までの期間が長いなどの注意点があります。セミオーダー住宅は、フルオーダー住宅よりも費用が安価で手軽に依頼できる反面、希望を盛り込みづらい面があります。いずれの住宅建築を請け負っているかは業者により異なりますので、ご家庭に合った住宅を選択できる業者を探しましょう。

3.住宅展示場を見学する

ハウスメーカーがモデルハウスを展示している住宅展示場。見学することでハウスメーカーごとのデザイン傾向を把握でき、建築する住宅のイメージを掴みやすくなります。営業担当者に住宅建築について相談できるというメリットもあるので、積極的に利用しましょう。複数の会社が参加している場合もあれば、ハウスメーカー1社が独自に用意している場合もあります。どちらもそれぞれ異なるメリットがあり、前者ならば複数のハウスメーカーのモデルハウスを比較することができます。岩手県北上市の住宅展示場が一例です。後者は、1社のモデルハウスをじっくり見学したい時におすすめです。

長く住むマイホームだからこそ、少しでも家族が住みやすい住宅にしたいですよね。戸建て住宅の建築には時間がかかり、費用も嵩みます。しかし、きっとその後の幸福で充実した生活に繋がります。焦らず慎重に、今後住み続けるための住宅を選びましょう。

※2020年3月23日に追記しました

アヴァンセ不動産カテゴリー